本文へスキップ

パソコンにも徐々に慣れてきましたので、今年はデザインを変えてみました !

登山 : 山綾会



集 合:新松田駅改札口 9:05   (JR御殿場線 松田駅発 9:30乗車)
コース:
JR松田駅 9:30発 ー< 御殿場線 >ー9:40 山北駅 ー< 循環バス >… 10:22 平山バス停下車 … 10:37 酒水
(しゃすい)の滝 … 11:06 高瀬橋 … 11:22 岸交差点 … 11:51 岩流瀬(がらせ)橋 … 11:56 大口橋 … 12:02 福沢神社 … 12:08 大口広場 <昼食 12:40発> … 13:27 十文字橋 … 13:35 開成水辺スポーツ広場 <休憩 13:45発>… 13:52 Fishing Park:FOREST SPRINGS … 14:07 酒匂川ふれあい館 … 14:30 開成駅・解散
歩行時間:約4時間 
参加者:19名 (そのうち男性5名)

 新松田駅・松田駅には大変な思い出があり、いつも慎重になります。
 ある年の新年山行で、新松田で急行を降りて、反対側のホームで普通電車を待つはずが、皆さんがぞろぞろ改札口に向かうので、私もついて行ってとんでもない電車に乗ってしまったのでした。
 この日はそれもあってか、朝食の準備はしてもお腹に入れることはできず、早々と家を出て、待ち合わせのJR松田駅に7:52分に到着し、駅の並びの「箱根そば」屋さんで340円のキツネソバをゆっくりいただきました。それから「小田急Mart」で飲物やお菓子を購入し、駅に戻りました。
 8:40分にやはり心配性の仲間がおひとり見えて、雑談しながら仲間を待ちました。

 朝出かける時には雨が降っていましたが、松田駅に着く頃には小降りになり、「箱根そば」屋さんを出た8:15分頃には晴れあがっていました。その後、最後まで雨は降りませんでしたが、曇天で時々晴れの状態でしたので、記録写真がすべて暗く写っていて、明るく調節する必要が出てきました。
 
 今回のリーダー・サブリーダーはFujimoさんとNishioさんでした。

 酒水の滝は、平山バス停からほんの十数分で到着となりましたが、名瀑と称えられている通りの美しい流れの滝でした。

 今回歩いた酒匂川流域は、富士山の噴火等で多大な被害がもたらされ、その後洪水との戦いが続いたのが、「文命西提碑」や、「福沢神社」及び、その周辺の石仏からしっかり伝わってきました。
 ダムのない時代に、堤防を二重に造って、洪水の時にその間に水を貯えて、洪水調整を行った霞提など、当時の優れた技術を知ることもできて、有意義な山行となりました。
 いつも新しい情報に触れさせてくださる登山会のリーダーと、楽しい会話のできる仲間に感謝しています。

8:24 
手前から「Odakyu SHOP」
「箱根登山バス案内所」「名代 箱根そば」
キツネソバ(340円)はおいしかったです。

 9:12 
JR御殿場線ホームで
9:30発の電車を待つ 
 
 10:03
山北町観光案内お休み処のふるさと交流センター(後ろの建物)で循環バスを待つ
左:山北町内循環 Round Bus
右:富士急湘南バス 

 10:26 
10:22に平山バス停下車
全国名水百選「酒水の滝」歩行者専用
散策路を通って「酒水の滝」へ
 

10:27 
酒水の滝へ向かう歩道

 10:32 
「丹沢山別院最勝寺」前を通過 

 10:33 
「最勝寺」前の洒水公園
 
10:37 名水100選水取場 
「この水は湧水です 消毒はしていません」
 
10:37 酒水の滝(しゃすいのたき) 見えているのは1の滝(69m)

 11:03 

 11:04

 11:06 
高瀬橋を渡る
中央が少し盛り上がっている感じの橋

 11:09 
道祖神がありました

 11:16 
みかんがたわわになっていました 

 11:22 
岸交差点を右へ下って 
 
 11:41
 岩流瀬(がらせ)橋と
赤い矢印の「文命西提碑」の案内板
 

11:42 この住宅街の一角に
「文命西提碑」がありました
 
11:44 中央に「文命宮」左が「文命西提碑」右端が「震災復舊記念碑」
 
11:51  
岩流瀬(がらせ)橋  橋を渡らず大口橋へと直進
 
  11:56 
大口橋
 
  12:02
 福沢神社鳥居前の地蔵さん
 
12:02 福沢神社鳥居前の馬頭観音石碑と石仏

12:02 福沢神社(旧文命神社)
石碑には鎌倉時代に京都・鴨川の治水成功
で禹王廟が建てられたことにちなんで
東提ができたことが書かれているそうです。 

12:08〜12:40 
大口広場で昼食タイム

12:49 
ゴルフを楽しんでいました
 
12:54 サイクリングを楽しむ人

13:20 青色のストライプが特徴の
新十文字橋とウオーキングを楽しむ人
 
 
13:27 十文字橋
広々とした空・山並み・川 、気分爽快
 
13:31 新松田へ向かう電車
 
13:35 開成水辺スポーツ公園
 
13:37 開成水辺スポーツ公園 

開成水辺スポーツ公園は木曜日が休園日でした 

13:52 Fishing Park:FOREST SPRINGS
に立ち寄りました。
 
13:55 管理釣り場
「開成水辺フォレストスプリングス」
の池
 
14:03  治水碑
 
 
釜段工
 
 
聖牛
 
 
木工沈床
 
 
14:07  酒匂川ふれあい館で休憩
 
14:15  杉並木を通って開成駅に向かう

14:22 開成駅手前のマンション風の
建物の前で整理体操を行う 
 
14:30 開成駅でとりあえず解散
実際はいつものように自宅近辺の
駅まで一緒に行動しました

information店舗情報

    
   
 洒水(しゃすい)の滝
「やまきた お散歩マップ」及び「神奈川県教育委員会設置看板」より :
 日本の滝百選に選ばれているこの名瀑は標高300mから200mの間で三段になっています。上流から3の滝(29m)・2の滝(16m)、見えるのは1の滝(69m)で、以下滝沢川となって酒匂川に合流します。
 水源は西北を限る八百メートル及び五百メートルの連嶺の東南方山地の水を集めて流れています。
 洒水の滝は全国名水百選・かながわの景勝50選に指定されています。

      文命西提碑
「山北町教育委員会設置看板」より :
 酒匂川は、宝永4年(1707)の富士山大噴火による降灰のため河床が埋まり、岩流瀬(がらせ)・大口付近は大水が出るたびに堤防が決壊し、周辺の農民たちは甚大な被害を被った。
 このため、荒川・多摩川の治水工事を手掛けた川崎宿名主田中丘隅(きゅうぐう)は、幕府の命により、享保11年(1726)荒れ果てた酒匂川の改修工事の指揮にあたった。
 丘隅は弁慶枠や蛇籠に石を詰め、その一つ一つに僧侶が陀羅尼経を読んでから川岸に積み上げ、堤が完成するとその上に中国の水神である禹王の廟を祀った。
 禹王の別称が文命であることから「文命提」と言われ、川の東西で西提(岩流瀬提)と東提(大口提)と呼ばれている。
 この堤防の完成により、酒匂川流域の村々は次第に復興していった。
 この碑は丘隅が文命西提の完成を記念して建立したもので、「享保11年丙午夏五月二十五日 武蔵野国川崎 田中丘隅立」と刻されている。また、文命提の名については、東提碑に詳しく記されている。

    
大口の地蔵さんと
  馬頭観音さんの祭り(川施餓鬼)
 福沢神社鳥居前に馬頭観音石碑とたくさんの石仏、地蔵さんの碑がありました。
看板の説明文より:
 宝永5年(1708)の洪水や享保19年(1734)などの大洪水より亡くなられた多くの方や流された馬の霊を弔うため、文命提に地蔵さん、馬頭観音さんの石碑や石仏が建立され、地元班目村が毎年8月に供養祈祷をするようになったと思われる。
 昭和初期(12年ごろまで)には、この石碑・石仏の周囲に麦わらで小屋を作り、祭壇を設け、珠明寺住職による祈祷が行われ、最後には小屋に使った麦わらを竹竿に巻き付け、松明を作り酒匂川に流した。
 今日では斑目老人クラブの人たちにより、毎年8月22日公民館にて川施餓鬼として珠明寺住職を招き供養が行われている。
 
  開成水辺スポーツ公園
開成水辺スポーツ公園のHPより:
 足柄上郡開成町の開成水辺スポーツ公園は、酒匂川のほとりに平成6年に誕生しました。関東で最初のコースが設けられたパークゴルフをはじめ、サッカー、野球、ソフトボールなど多目的に利用でき、いつも愛好者で賑わっています。また、季節ごとの美しい草花も楽しめる総合スポーツ公園です。

inserted by FC2 system