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パソコンにも徐々に慣れてきましたので、今年はデザインを変えてみました !

登山 : 山綾会



集 合:JR高尾駅北口改札口 8:40
コース: 蛇滝口バス停⇒表参道(1号路)⇒高尾山山頂⇒金毘羅台⇒高尾山口駅へ
     
参考URL: http://www.takaotozan.co.jp/cource/cource01.htm


高尾駅北口 9:12発(バス) ー 9:20 蛇滝口バス停下車 … 10:08 蛇滝 …
10:35 高尾山駅(おやつ休憩 10:50発) … 11:00 浄心門 … 11:10 薬王院 … 11:32 奥の院不動堂 … 11:45 高尾山頂<昼食 12:15発>…13:40 金毘羅台 13:45発… 14:30 高尾山口駅着・解散

歩行時間: 約4時間
参加者:17名
             

 今回の高尾山花めぐりは、蛇滝口バス停から蛇滝へ、ケーブル駅の高尾山驛前で天狗焼きを食べて一息入れ、舗装された1号路、表参道を通って浄心門へと歩みました。男坂を通って薬王院を訪れ、奥の院から高尾山山頂へ行き、昼食後同じ道を戻って、女坂から1号路を金毘羅台へ回って、高尾山口駅へというコースでした。
 1号路は最も人気のあるコースと言われている通り、下から登るルートがあり、またケーブルカーやリフトを利用する人もいて、舗装された道を、幼稚園児・保育園児の集団や、小学生から若人、高齢者、そして外国人に至るまで、大勢の人たちが行き交い、大変賑やかなコースでした。
 高尾山頂も、これまで見たこともないほどの混雑ぶりでしたが、何度も訪れている方から見ると、それほどでもなかったようです。土・日、祝日は座るところもないほどの混雑ぶりだそうです。
 これほどまでにポピュラーになっている高尾山ですが、信仰が息づいている山でもあり、花を楽しむ他に、高尾山信仰の歴史にも触れ、充実した登山になりました。

                高尾山花めぐり Part-6
 八王子で中央線4番線に乗り換える時、メンバーのお一人とお会いし、一緒に高尾駅まで行きました。到着したのが集合時間1時間前でしたので、他にはどなたも来ておらず、駅内の「Ichigendo]と書かれた喫茶店に入り、おいしそうなパンやあまり見かけたことのない特製という感じのおにぎりを購入し、おしゃれな販売品の品々を見て回りました。

 高尾駅には何度か来たことがあるのですが、こんなに魅力的な駅だとはこれまで気付きませんでした。大きな天狗のお面や駅舎内や正面が寺社風で、「高尾駅」の文字も建物との調和が取れていて素晴らしいので、何枚もカメラに収めました。
 後で調べましたら「関東の駅100選」になっていました。
 
8:39  高尾駅舎北口

高尾駅舎内の天狗 

9:24 「上行講」と書かれた道標
 蛇滝口バス停をバスの進行方向に進んでいくと、すぐ左手の古民家右側に左の「上行講」と書かれた道標がありました。
 ここでKimさんの説明が入りましたが、メモを取るゆとりがなく、かなりの部分を聞き逃してしまいました。
 蛇滝で水行を行った人たちが記念として建てたものだというようなことだったかと思います。
 そのほか、登山中に、薬王院の歴史や蛇滝を発見した人の話、高尾山の興隆・衰退・発展は、小田原北条氏・徳川幕府、富士山信仰などとも深い関係があることなど、貴重なお話がありましたが、花の撮影もあり、記録も記憶もできませんでした。

 9:29 高尾梅の郷まちの広場 9:40発


 9:50  千代田稲荷神社


 
9:55  沢沿いの林道 
 「上行講」道標をすぐ行ったところ, 高速道路の高架橋の下に、新しくできた「高尾梅の郷まちの広場」があり、ここで準備体操をしてから、本日のコースめぐりをスタートしました。

 蛇滝コースを歩んでいくと、車が下りてきました。

Kimさんの説明:今は登山道が整備され、車が通れるところもあるが、かつては修験者がこの道を登っていって、何人も戻らないことがあったほど険しい修行道だった。








 10:06  蛇滝水行道場到着
10:08  蛇滝水行道場参観所
この奥に細い滝があると聞き、
チラッと見えた感じがしました。
 
10:09  青龍堂 

  10:10  
 かつては難所だと言われた高尾山です。私にとってもやはりきつい山で、特に蛇滝水行道場から十一丁目茶屋までの登りの連続は厳しいものでした。
 リーダーのTsutsuさんが、道中「皆さんに高尾山駅で、評判の天狗焼きを購入していただきます」とおっしゃっていて、階段を上りつめた茶屋の前でも、青息吐息で階段を上っている私に「天狗焼きが待っているから頑張って」と声をかけましたが、美味しいという天狗焼きを想像するのも困難でした。

  10:43 十一丁目茶屋を左に行く  
10:43 ケーブル駅の高尾山驛へ 

10:44 高尾山驛と高尾山天狗焼きを
売っている香住(かすみ)山上店

高尾山名物「天狗焼き」140円です
 ケーブル駅の高尾山驛の隣にある「高尾山天狗焼き屋」で名物天狗焼きを1つ購入し、ほおばりました。本当においしかったです。
 食欲は落ちていなくて、その後、高尾駅の喫茶店で購入したおにぎりも1つ平らげました。
 天狗焼きの味見後、お土産にいくつか買い足すメンバーも何人かいました。
 
 舗装された表参道1号路を、十一丁目茶屋前まで戻り、サル園・野草園を過ぎ、樹齢450年のたこ杉を過ぎて浄心門をくぐりました。
 さすがに人気のある表参道です。1号路に入ると老若男女の大勢の人と行き交うことになりました。 

10:58 サル園・野草園

10:59 たこ杉 
 八王子市市指定天然記念物 
    たこ杉(蛸杉)について
   看板より抜粋:

指定されたのは 昭和39年7月23日
特徴: 
 高さ     37m
 目通り幹囲 約6m
 樹齢    約450年
 高尾山内の都指定の飯盛杉に次ぐ大木。
「蛸杉」と呼ばれるのは:伝説より
 昔、参道開削の際、邪魔になるので伐採しようとしたら、一夜で根が後方に曲折した。その根がたこの足に似ていたため。

開運ひっぱり蛸
たこ杉の隣にあります。
頭をなでると運を引き寄せるという開運だこで、頭を撫でて写真を撮る人が大勢いました。そのためか、頭がつるつるになっていました。

 参考資料:http://takaosan.or.jp/sanpai/index.html

11:01 浄心門
 浄心門をくぐると、間もなく道が二手に分かれ、左が男坂、右が女坂になります。
 今回は男坂の急な階段を上っていきました。 階段の数は人間の煩悩の数の108段です。 祈りの言葉を唱えながら上れば、煩悩が落ちるそうです。
 浄心門を入ったところで、Kimさんが門を見上げ、高尾山はじめ、お寺さんが協力して、東北の被災地への援助等を続けている旨のお話がありましたが、気付くのが遅れ、最後のところしか耳に入りませんでした。

薬王院 「高尾山略記」
「高尾山略記」より:<抜粋> 
1 開創
 天平16年(約1,200年前)
 行基菩薩が聖武天皇の勅願を奉じ、東国鎮護の総祈祷寺として開山された
1 中興
 600年前俊源大徳がこれを中興し、併せて飯縄大権現を祀って修験道の根本道場とした
1 宗派
 現在は新義真言宗智山派に所属する大本山であり、高尾山薬王院有喜寺と称する関東三山の一つである
他は省略

11:06 男坂の108段階段と修行大師(階段下右側の像) 
こちらを行く人は少なかったですね

11:12 北原白秋歌碑 
 
11:13 茶屋と左側にベンチ

11:16 高尾山中興開山俊源大徳 

11:17 薬王院山門(四天王門)
持国天

11:17 天狗像

11:19 八大竜王堂

11:19  縁むすびの諸縁吉祥
    (しょえんきっしょう) 

11:19  お札授与所
11:20 薬王院仁王門 
東京都指定有形文化財(建造物)
 
11:23 高尾開山行基菩薩

11:21 高尾山薬王院有喜寺本堂 

11:23 薬王院本堂 
 
11:23 鐘楼

厄除小天狗

開運大天狗

11:25 書院方向へ向かうお坊さん

11:25 

11:26 本社への石段

11:27 

11:28  高尾山薬王院本社:薬王院飯縄(いづな)権現堂 

11:30 薬王院奥の院への階段
 両山講:
 Kimさんの説明があったと思いますが、聞き漏らしました。
 ちょっと調べると次の2つが出ていました。後日修正する予定です。

 ◯江戸時代の庶民が、高尾山薬王院相模の大山阿夫利神社の両方をお参りした。

 〇薬王院の飯綱権現富士山の浅間神社の二社詣でのこと。
 

 11:32  奥の院不動堂

 11:44 高尾山頂上直下

11:45 高尾山山頂

高尾山山頂

12:15 高尾山下山開始
写真奥に展望台、
右に高尾ビジターセンター

 12:44  高尾山大本坊

 12:48 「坊入り関係者ご一行」と
精進料理のお品書き

12:52 再び薬王院境内へ戻り
願叶輪潜
(ねがいかなうわくぐり) 
 
12:52 六根清浄 石ぐるま

六根清浄 石ぐるま 懺悔懺悔

13:03  女坂を通って
左端の男坂の下まで戻ってきました
 

13:37 1号路を通って金毘羅台圓地へ

13:45 金毘羅台圓地 (387m) 

 13:45  金毘羅神社と感慶院秀穂霊神と刻まれた石碑
 
金毘羅台圓地から見た八王子方面の景色

14:02  

14:17 山麓駅前へ

information店舗情報

山綾会の植物学者:
 Kimさんのメモより

本日見られた花
1 イヌタデ
2 キツネノマゴ
3  ミゾソバ
4  ヒメシソ
5  ヤマトリカブト
6  ミツバフウロ
7  ゲンノショウコ
8  シロヨメナ
9  サラシナショウマ
10 メナモミ
11 ノコンギク
12 シラヤマギク
13 リュウノウギク
14 モミジガサ
15 オクモミジハグマ
16 シュウブンソウ
17 タマアジサイ
18 ヤクシソウ
19 ハキダメギク
20 アキノキリンソウ
21 カシワバハグマ
22 イラクサ
23 カントウカンアオイ
24 リンドウ
25 ツルリンドウ
26 コウヤボウキ
27 キッコウハグマ
28 チヂミザサ
29 ヤマホトトギス
30 ノブキ
31 ナガバノコウヤボウキ
32 トネアザミ
33 ツリフネソウ)
34 キンミズヒキ
35 ミズヒキ
36 ギンミズヒキ
37 ガンクビソウ
38 ハナタデ
39 ヤブタバコ
40 ミズ
41 アメリカセンダングサ
42 フユノハナワラビ

実や種
1 フサザクラ

2 ヤブコウジ
3 ミヤマシキミ

4 テイカカズラ
5 エノキ
6 コクサギ
7 タンキリマメ
8 アオツヅラフジ
9 ヤマユリ
10 マユミ
11 ウバユリ
12 ミツバウツギ
13 ヤブミョウガ
14 ムラサキシキブ
15 サンショウ
16 センボンヤリ
17 ミヤマカタバミ
18 マルバスミレ
19 ウド
20 チゴユリ
21 ジャノヒゲ
22 ヌスビトハギ

 Kimさんの説明より
〇 テイカカズラにつく虫こぶ
名称:テイカカズラミサキフクレフシ形成者:テイカカズラミタマバエ

 Kimさんのメモより

空海
性霊集(しょうりょうしゅう)
より
 
春の華(はな)
  秋の菊、
  笑って我に向かえり


 Part-6でであった花
(注)私の撮影記録より
Kimさんのチェックを受けていません
いくつ合っているでしょうか


  ハナタデ

  シュウブンソウ

  ノブキの花

  ハキダメギク

  ミズヒキ

    ギンミズヒキ

  キンミズヒキ

  ハマキムシ

  ヒメジソ

  ミヤマカタバミの種

  サラシナショウマ

  サラシナショウマ

  ジャノヒゲの実

  リンドウ

  センボンヤリの閉鎖花

  センボンヤリの穂

  ツルリンドウの実  

  シロヨメナ

大きくなったエイザンスミレの葉

  キッコウハグマ

  ウドの実

 オクモミジハグマ

  ヤマホトトギス

  カシワバハグマ
 
  ハナワラビの胞子

  ヤクシソウ

  コウヤボウキの花
 
 セイカカズラの種(長い方)と
 虫こぶ(丸い方)

  ヤマユリの種



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