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パソコンにも徐々に慣れてきましたので、今年はデザインを変えてみました !

登山 : 山綾会



集 合:JR高尾駅北口改札口 8:40  
コース: 
高尾駅北口 9:12発(バス) ー 9:30 日影バス停 … 9:45~10:00 キャンプ場専用駐車場 … 10:02 いろはの森 … 10:07 キャンプ場専用駐車場 … 10:35 分岐<郵便道へ> … 11:19 もみじ台<昼食 11:45発> … 11:58 高尾山 … 12:38 みやま吊橋 … 12:51 浄心門 … 13:00~13:50 展望台・キッチンむささび(納会) ー<ケーブル>ー 14:23 清滝駅 ー 14:30 高尾山口・解散
歩行時間: 約3時間
参加者:20名(男性3名)
             

           高尾山花めぐり Part-8(最終回)

 前夜は寒い夜で、雨も降っていましたが、この日は晴天になり、暖かい日差しがみられました。
高尾駅集合時間を早めに設定してくださったようで、バス停には私たちのグループだけが並び、乗車時間近くになるとたくさんの登山者が並ぶようになり、バスの中は大変窮屈そうでした。

 昼食は前回のお店、駅の「Ichigendo」のおにぎりがおいしかったので、今回は五目おこわとパンを購入しておきました。

 3月からスタートした高尾山花めぐりは、7月・8月はお休みして9月から再スタートし、今回で最終回となりました。 
 春に咲く花や、樹木、そこに寄生して咲く花、秋口に咲いて実をつけ、あるいは胞子として子孫を増やしていく様々な植物の営みが、植物に造詣の深い会員のご説明があって楽しく学習でき、収穫の多い山行となりました。花の名前だけでもこれまでに親しんできた数の何倍にもなりますので、覚えるということでは無理がありますが、高尾山特有の草花に出あえて記録に残せたのは嬉しいことです。来年の登山は、今年の季節の花を参考にして、少しでも覚えていくようにしようと考えております。

 信仰の山でもある高尾山は、交通の便もよく、高さも約600mでそれほど危険な場所もないうえにコースもバラエティーに富んでいますので、自然観察の場として、幼稚園生や小学生の遠足として、老若男女をとわず、多くの人が登ってきていました。皆さんに愛されている山だということは山行を通して実感することができました。
 
 最終回の今回は、ケーブルカー駅の高尾山驛近くの「キッチンむささび」でコーヒーとケーキをいただきながら納会を行いました。その直前に降り出した雨は、レストラン展望台にいる間に雪に変わりましたが、レストランを後にする頃には雨も雪も止んで、厚い雲の間から青空が出てきていました。
 納会で高尾山めぐりシリーズの皆勤者、私を含めた2名は、皆さんの拍手の中、Kimさん手作りの素敵なお品をいただきました。

 また、帰りのケーブルカーの中で、高尾山のボランティアガイドをなさったり、高尾山の花の本を出版したり、天狗焼きのお店の隣で美術展を開催中という遠藤さんという方とお話をする機会があり、富士山のカレンダーをいただきました。私のHPも見てくださるとおっしゃっていました。
 (後日談:メールはいただきましたが、プロの方がご覧になると、私のHPの感想を述べるのは難しそうでした。)

8:31 
高尾駅北口
Part-1、Part-5、Part-6で下車した駅

8:44 高尾駅北口②バス停

9:31 日影バス停下車
Part-1、Part-5でも下車したところです。

9:33 Part-1、Part-5で通った林道入り口、
「森の図書館」等の看板がある場所です。

9:45 キャンプ場専用駐車場で準備体操、
それから「いろはの森」で「サイカチ」の
木と実を見て、再び戻ってきました。

9:52 ネコちゃん、お久しぶりね!
今回も元気そうでなによりです。

10:30  日影林道の湧き水とコップ 飲めるようですね。
誰もトライしなかったように思います。。

10:35  衣類調節をしてから分岐を左の「郵便道」へ
 
10:40  「郵便道」への入り口と、左下コンクリートに書かれた「🏣」マーク 

10:44  「郵便道」は登山者もなく、段差のない小石と落ち葉に覆われた楽な道でした。 
 
11:16 高尾山頂上・高尾ビジターセンターへの階段を迂回して奥高尾への左の道を行く

11:16 「これより奥高尾」の道標を写真では右へ

11:16 少し登って、奥高尾「もみじ台 細田屋」に到着

11:18 再び味わえる「なめこ汁」!
11:30  350円のなめこ汁
 本当に美味しいですよ!

 11:49 同じ場所に戻ってきました。
今度は階段を上って高尾山頂上へ

11:55 頂上が見えています。

11:56 広々とした高尾山山頂

11:57 左のお店の前を通って

11:58 高尾山頂(599.15m)  明治の森高尾国定公園
Part-4(6月)、Part-6(10月)で山頂を踏む。今回は閑散としていました。

 12:09 4号路で下山開始
 
12:38 「みやま吊橋

12:38 Part-1でも渡った「みやま吊橋」 

 12:51 Part-1、Part-6で訪れた「浄心門」前を通過

 12:51 雨が降り出してきて雨具を着込みました。紅葉はきれいでした。 
   
12:54 「開運ひっぱり蛸」⇒「たこ杉」⇒「さる園・野草園」を通過
 
12:55 「ケーブルカー・リフト乗り場の標識」の後ろの階段を上ると、
「キッチンむささび」があります。そこで「高尾山花めぐり」の納会をしました。
 
下の赤い矢印の文字は
「絶景 展望ガーデン くつろぎスペース テーブル‣イスあります」
 

 展望台と反対側・お店の途切れたところから見た景色  

 13:00 「キッチンむささび」に到着

レストラン兼展望台 
 
「キッチンむささび」から眺めた景色
 
   昼食は済んでいましたので、仲間たちはサラダと飲物や、ケーキセットを注文しました。
私は昼食のなめこ汁でお腹がいっぱいでしたので、紅茶だけで済ませました。
ケーキセットが出てきました。美味しそうなのと、紅茶だけで500円のところ、セットはコーヒーがついて650円でしたので、「残念で仕方がないんじゃない?」などと仲間にひやかされました。
「セット」ってお安いのね。覚えておきます。
 
 14:00 雨が上がり、右側の石段を下りて、ケーブル駅の高尾山驛のすぐ隣にある
「高尾山天狗焼き屋」で名物天狗焼きを再びお土産に購入しました。

14:23 清滝駅に到着  
 
14:23 高尾山口駅に向かって

information店舗情報

山綾会の植物学者:
 Kimさんのメモより


本日見られた花
1 タチツボスミレ
2 ウグイスカグラ
 
実や種
1 ゴンズイ

2 キッコウハグマ
3 ヤマホロシ

4 コクサギ
5 サイカチ
6 カシワバハグマ
7 マユミ
8 モミジバハグマ
9 フサザクラ
10 ヤブコウジ
11 センボンヤリ
12 キンミズヒキ
13 ツルウメモドキ
14 グミ
15 ノハラアザミ
16 シオデ
17 ミヤマフユイチゴ
18 ミヤマシキミ
19 アマチャヅル
20 ジャノヒゲ

その他

きのこ  
1 ロクショウグサレキン
2 ツチグリ

シダ  
1 フユノハナワラビ


 Part-6でであった花
(注)私の撮影記録より
Kimさんのチェックを受けていません
いくつ合っているでしょうか。


甘茶の実  

ヤブコウジの実


ミヤマフユイチゴの実  

イイギリ


   サイカチの木と実    

タチツボスミレ  
 
ランの種

ヤマホロシの実

フユノハナワラビ

エイザンスミレの葉

ツルウメモドキ 
これはKimさんの資料です。

シュウブンソウ

ロクショウグサレキンモドキ
菌類で茶わんの形をしています
これもKimさんの資料です。

右端を拡大してみました

ボケましたけどお椀の形ですね。

グミ 
 
キッコウハグマの種
 




   私がいただいた皆勤賞

 かわいい書類入れファイル


   絵葉書サイズの絵


 手作りのメッセージ



  サイカチについて

 今回は「いろはの森」にサイカチの木と実を見に入りました。いろいろ説明がありましたが、準備が間に合わず簡単なメモしか残っていません。もちろん頭にも残っておりません。自分の学習のために「ウイキペディア」からの抜粋を以下記載しました。

 マメ科ジャケツイバラ亜科サイカチ属の落葉高木
 幹はまっすぐに延び、樹高は15mほどになる。幹や枝にはするどい棘が多数ある。葉は互生する。
 長さ2cmほどの長楕円形の小葉を6-12対もつ。
 花は雌雄別で初夏、5-6月に咲く。長さ10-20cmほどの総状花序。花弁は4枚、黄緑色で楕円形をしている。 秋には長さ20-30cmで曲がりくねった灰色の豆果をつけ、10月に熟す。鞘の中には数個の種子ができる。種子の大きさは1cmほど。
 木材は建築、家具、器具、薪炭用として用いる。

 豆果は皁莢(「さいかち」または「そうきょう」と読む)という生薬で去痰薬、利尿薬として用いる。

 またサポニンを多く含むため古くから洗剤として使われている。

 サイカチの種子にはサイカチマメゾウムシという日本最大のマメゾウムシ科の甲虫の幼虫が寄生する。
 サイカチの種子は、種皮が傷つくまではほとんど吸水できず、親木から落下した果実からはそのままでは何年たっても発芽が起こらない。
 サイカチマメゾウムシが果実に産卵し、幼虫が種皮を食い破って内部に食い入ったときにまとまった雨が降ると、幼虫は溺れ死に、種子は吸水して発芽する。
 一方、幼虫が内部に食い入ったときにまとまった雨が降らなければ幼虫は種子の内部を食いつくし、蛹を経て成虫が羽化してくることが知られている。

サイカチの幹から出る樹液は昆虫の好適な餌となり、カブトムシやクワガタ虫ががよく集まる。


 


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