今年度も2回目の「七福神めぐり」に参加しています。
いつものように早めのスタートを切り、集合時間の約1時間前に香川駅に到着、小さなかわいらしい駅で待合室のイスもなかったように思います。改札口を出ないでホーム側にいればイスはあったかもしれません。
大変寒い日で、駅前でスーパーマーケットへの道順を尋ね、昼食とおやつを買いに行く途中、家から1時間かけて自転車でやってきたという仲間の女性に会いました。
駅の中も外も風通しがよすぎて、どこにいても変わらないので、二人で仲間の到着をしばらく入口階段下で話をしながら待っていましたが、動いていなければ寒いので、私は切符売り場付近のコーナーで暖をとることにしました。
今回の「七福神めぐり」の山綾会の1月山行では、必要な人は「朱印帳か白紙の色紙」を持参してください…という注意書きが添えられていました。そして、スタート時にサブリーダーのKonさんから以下の説明がありました。
「朱印帳は終了後捨てられる場合が多いので、大切に保存する人だけ受け取るよう言われています。記念として保存する人は手を挙げてください。」
パッと手を挙げたのは女性1名でした。私も欲しかったのですが、そういう人に該当するかどうか自問自答しているうちに準備体操が行われ、白峯寺に向かうことになりました。
リーダーは会長のHikosaさんでしたが、「今日のリーダーはこの地に詳しいKonさんにやっていただく」と説明があり、健脚で名高いKonさんの猛烈に早いペースでの歩行開始となりました。
終了後のKonさんとの会話から:「暑い日にはこのペースではやらない。脱落者が多くなるので。今日は寒いのでこのペースでついてこられると思っておこなった。山では寒い日でもこのペースではやらない。」
おっしゃる通りで、この私も出だしは大変でしたがすぐ慣れて、ハイペースで歩いても問題はなく、身も心もぽかぽかになりました。当然終了時間も予定より1時間早かったです。立ち寄った各場所では、たっぷり時間が取られ、お祈りも十分行い、大満足の山行となりました。
ところで、御朱印帳の話の続きですが、しぶとい私は白峯寺への道中、Konさんに「信仰としてではないかもしれませんが、ホームページの資料としてこれまで大切にしてきたので、いただけるならいただきたい。」と申し上げ、白峯寺でいただくことができました。何と半分くらいの方が手に入れていましたよ! やはり言い出しにくかったのですね。このようにしていただいたものですから、御朱印帳はきっと大切に保存されることでしょう。(^_-)-☆
集 合:JR相模線香川駅改札口 8:45 コース:(リーダー:Hikosaさん サブリーダー:Konさん) 9:00香川駅…9:16 白峯寺<寿老人>…(2km 30分)…9:48 宝蔵寺<大黒天>…(1.4km 20分)…10:18 来迎寺<恵比寿>…(800km 10分)…10:37 蓮妙寺 <弁財天>…(1.2km 20分)…10:52〜11:40 県立茅ヶ崎里山公園にて昼食タイム …11:45 芹澤 腰掛神社…11:58 善谷寺<福禄寿>…(2km 30分) … 12:35 妙伝寺<毘沙門天>…(1.0km 15分)… 13:02 正覚院<布袋尊> … 13:19 民俗資料館(旧和田家) … 13:27 浄見寺 … 14:00 JR相模線香川駅で解散 注意:時間は到着時間 (距離・時間)は配布物より転記した七福神のいらっしゃる寺院間の数字です。 歩行時間:(予定)約4時間30分 約17km (私の万歩計:32,117歩) 参加者:27名(そのうち男性は13名) |
|||
各お寺さんの説明は、左側のいただいた御朱印帳の記載事項のコピーをご覧ください。 | |||
曹洞宗 白峯寺<寿老人> ・長寿 本尊:阿弥陀如来
|
|||
白峯寺を出て約10分、のどかな田園風景の中に大きな建物が2つ:茅ヶ崎新北陵病院(写真左)と 介護老人保健施設 ふれあいの丘が見えてきて、更に約10分で、宝蔵寺山門に到着しました。 |
|||
曹洞宗 宝蔵寺<大黒天> ・ 福徳密貴 ・長寿万世開運 ・財富招来 本尊:釈迦牟尼仏 春の訪れが近いことを告げる梅が咲いていました。 |
|||
芹澤山浄土宗 來迎寺<恵比寿舗> 商売繁盛 ・家運隆盛 ・五穀豊穣 ・豊漁 本尊:阿弥陀如来 |
|||
來迎寺から蓮妙寺に行くのに約15分かかりましたが、これはちょうどその中間点から見た大山と丹沢三峰です。 |
|||
日蓮宗 蓮妙寺<辨財天> ・商売繁盛 ・芸能 「辨財天女尊神様はお開帳いたしません 今の世の中ブッソウな時代でございます」 と記載された札が辨財天様のおられる建物の前の扉に掛かっていました。 近くには真っ白な地に世界の平和を願う「May Peace Prevail On Earth」と 書かれた碑が立っていましたので、複雑な気持ちになり胸が痛みました。 辨財天様を拝みたい方が自由に訪れることができる日が、 近いうちに到来することを願ってお寺を後にしました。 |
|||
久保山貝塚 「蓮妙寺」から2分くらい歩いたところにありました。説明は左端をご参照ください。 |
|||
県立 茅ヶ崎里山公園 昨年の9月に小出川の彼岸花見学後立ち寄りました。地図上左端です。 今回は右端でした。いろいろな施設のある緑豊かな公園ですね。 「里の家」で昼食タイム。イスとテーブルがあり、ゆったりとくつろぐことができました。 調理場がありましたので、何か購入しようと覗いてみましたが、どなたもいらっしゃらないようでした。 係の方にお尋ねしますと、「里の家」で販売している飲食物は自動販売機のものしかないそうです。 以下のチラシに書かれていますように、調理室は料理教室や、イベント、その他個人でも得意な家庭 料理や趣味で習ったパン作り、御菓子作り、パスタ、その他なんでもトライしたい方が自由に 利用できる部屋なのだそうです。ユニークな試みですね。もちろん利用規定はあるでしょう。 「里の家」の年間を通しての休園日は1月1日から同月6日までで、いつでもウェルカムだそうです。 「コンパニオンプランツの見本菜園」がいくつかありました。説明は左端をご参照ください。 |
|||
「里の家」を出て、5分で「腰掛神社」に到着しました。 腰掛神社 <日本武尊ゆかりの神社> 説明は左端をご参照ください。 これが日本武尊が腰を下ろされた腰掛玉石かしら? いえいえそうではありません。 この柵で囲まれた中の石が「腰掛け玉石」です。玉石の上に書かれている説明は左端をご参照ください。 |
|||
「腰掛け神社」から10分ほどで「善谷寺」に着きました。 曹洞宗 善谷寺<福禄寿> 本尊:釈迦如来 |
|||
「善谷寺」から「妙伝寺」に向かってスタートして間もなく、道の両サイドには立派な門構えの家が 並んでいました。大名家のお屋敷のような家の2階のベランダに、洗濯物がたくさん干してあるのは、 いかにも日本的でほほえましい光景でした。およそ30分で目的地に到着です。 日蓮宗 妙伝寺<毘沙門天> ・智、勇気の守り神 ・財宝 ・福徳 ・消災 本尊:日蓮 |
|||
冬景色を和ませる蝋梅が咲いていました。 |
|||
本日の七福神めぐり最後のお寺さんに到着しました。 曹洞宗 正覚院<布袋尊> ・不老長寿 ・無病息災 ・学業成就 本尊:釈迦如来 |
|||
(民俗資料館) 旧和田家 茅ヶ崎のこの地には、江戸時代の古民家である旧和田家・旧三橋家が移築・保存・公開されています。 旧三橋家は「浄見寺」の境内にあります。 |
|||
浄見寺 <古民家から数歩のところにあるお寺> 以下の文は看板、他より: 浄見寺は越前守忠相で有名な大岡家代々の菩提寺です。初代忠勝をはじめとする墓などが立ち並んでいます。 天正19年(1591)二代忠政は徳川家康からこの地堤村を与えられ、その後慶長16年(1611)に浄見寺を建立しました。 寺林と墓所の脇に立つオハツキイチョウは県天然記念物です。 室町時代作とみられる弁財天坐像は県重要文化財に指定されています。 大岡家の墓所を撮影しましたが、残念ながら日光が邪魔してここに入れることはできませんでした。 神奈川県天然記念物 オハツキイチョウ 葉にギンナンが結実する変種 昭和63年に行った年輪幅の調査から樹齢は200年前後と推定されている 両腕を伸ばして幹の太さを計測しているのはどなたでしょう! 私は上記を「旧三橋家」と勘違いしてしまいました。 どう見ても江戸末期の農家建築には見えませんね。 思い込みの激しい私の大失態です。 浄見寺を出る際、境内奥の小高いところに通じる細い路地の前を通過しましたが、 あの時チラッと見えた建物が「旧三橋家」だったのでしょう。 仲間のうち数名がその方向から下りてくるのが見えていました。 私は寺社の建物や看板や大岡家の墓所に気を取られ、もう1つの大切な建物を見逃してしまいました。 やむなく「旧和田家」の看板の下についていた以下の看板の説明のみご紹介致します。 |
|||
今回の七福神めぐりの参加者の顔ぶれは、男性参加者が多かったことからもわかりますように、C-1コースとはいえ第1回目の時とはがらりとメンバー構成が異なります。そのことについて、前回の参加者のお一人も同じ感想を持っていました。 ダブって参加しているのは何人だろうと聞かれました。ほんの数名で、C-2・C-3のメンバーが多かったですね。 香川駅へ向かう途中に駒寄川に沿って歩いていた時、「酒匂川 Part-2」でお話を交わしたHanaさんという女性と並んで歩く機会がありました。カモが泳いでいましたので、「コイはかなり汚れた水の中でも生息できるそうですが、カモはどうなんでしょう。」とお尋ねしました。そこから話題が広がっていく中で、綾瀬の写真部に所属し、水滴が花びらからまさに落ちようとしている瞬間や、鳥の飛び立つ瞬間を捉えた感動的な写真を展示される女性も加わって、「コイが増えたため、カモの赤ちゃんが狙われて生息できない」という話から、「自然保護の難しさ」まで話題が発展しました。 そんな時でもHanaさんの目は、1羽の小サギを捉えていたのです。老化した私の目がやっとその姿を捉えたとき、 「サギの足は黄色いダイビングのフィンのようになっているのよ。」とおっしゃって、その言葉が終わるか終わらない うちに、小サギは水面から飛び立っていきました。羽をせいいっぱい広げ、両脚を揃えてピーンと伸ばして…。 真っ黄色なかわいらしいフィンがよく見えました。 |