山綾会 7月山行 谷川岳 天神平  2016/7/27(水)
 
 
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山綾会の植物学者
 
木村さんのメモより
谷川岳天神平や麓で見られた
主な植物 
 1 シモツケソウ
 2 クガイソウ
 3 ツルアリドウシ
 4 モウセンゴケ
 5 ニッコウキスゲ
 6 ワレモコウ
 7 ヨツバヒヨドリ
 8 サワヒヨドリ
 9 ソバナ
 10 ツリガネニンジン
 11 トンボソウ
 12 オオキソチドリ(?)
 13 ネジバナ
 14 ノギラン
 15 シュロソウ
 16 オトギリソウ
 17 ヤナギラン
 18 ツルリンドウ
 19 エゾアジサイ
 20 タマアジサイ
 21 オオイタドリ
 22 リョウブ
 23 ホツツジ
 24 ミヤマホツツジ
 25 エンビセンノウ
 26 アキノキリンソウ
 27 ミヤマカラマツ
 28 トリアシショウマ
 29 ヤマブキショウマ
 30 ハナチダケサシ
 31 タチコゴメグサ
 32 ツルアジサイ
 33 イワガラミ
 34 オオバギボウシ
 35 ヤマハハコ
 36 ニガナ
 37 ハナニガナ
 38 シロバナニガナ
 39 タマガワホトトギス
 40 ミヤマトウバナ
 41 ナンブアザミ
 42 タムラソウ
 43 オオハナウド
 44 ノダケ
 45 イブキボウフウ
 46 オヤマリンドウ(つぼみ)
 47 ヒナノウスツボ
 48 キオン
 49 カニコウモリ
 50 ゴマナ
 51 コオニユリ
 52 ヤマユリ
 53 オニノヤガラ
 54 オカトラノオ
 55 シロツメクサ
 56 アカツメクサ
 57 ヒメジョオン
 58 センニンソウ
 59 タケニグサ
 60 オオマツヨイグサ
 61 ビロードモウズイカ
 62 オオハンゴンソウ
種や実 
 1 ミツバオーレン
 2 キブシ 
 3 トチ 
 4 マイズルソウ 
 5 タケシマラン 
 6 ナナカマド 
 7 マルバガマズミ 
 8 アカミノイヌツゲ 
 9 ユキザサ 
絶滅危惧TB類 
環境省のレッドデータブックのカテゴリーで、生息地が限られ近い将来野生での絶滅の危険性が極めて高い種 
  ユビソヤナギ 

 谷川岳 1977m」表示文より
 日本百名山の一つである谷川岳は群馬県・新潟県にある県境の山でトマの耳・オキの耳と呼ばれる二つのピークを持つ双耳峰です。
周囲の万太郎山・仙ノ倉山・一ノ倉岳・茂倉岳などを総じて谷川連峰と呼ばれる中心的存在になります。
豊富な高山植物の生育地であり、クライミングのメッカとして有名ですが、急峻な岩場と気象変化の激しさから遭難者が世界で一番多い山という一面もあります。

 

本日出会った花
(注)私の撮影記録より:
チェックを受けていません
いくつ合っているでしょうか
 
 
ハナウド? シシウド?

ツルアリドウシ
 
マイズルソウの実

ミツバオウレンの種 

オニユリ 
 

トンボソウ 
 
ニッコウキスゲ
 
ワレモコウ
 
クガイソウ




 仲間の素敵なチャレンジ体験談

 帰りの電車の中で 仲間の素敵なチャレンジ体験話をお聞きしました。

 娘さんがお母さんの影響を受けて登山にチャレンジし、山に魅せられて本格的に登山サークルに入り、定期的に登山を続けていらっしゃるお話。

 一方、お母さんの方も、サーフィンやダイビングが趣味のお嬢さんの影響を受けて、目下ダイビングにチャレンジ中なのです。

 ダイビングコース初級は、3回の講習を受けて、装備の着脱や呼吸法、トラブルが起きたときの対処法を学び、実地訓練はプールから始め、それからインストラクターに伴われて海に潜っていくのだそうです。今は伊豆の海を潜っていますが、彼女は更に上を目指し、中級コースにもチャレンジする予定だとおっしゃっていました。
 中級コースが終了すると沖縄や海外の海でもダイビングが可能なのですって!

 陸とは違った海の世界で、サンゴや海藻を眺めながら小さなきれいな魚と一緒に泳ぎまわれたら、どんなに楽しいことでしょう。

 山もいいけど、海の中の遊泳も面白そうでした。


   

    
集合  相鉄線横浜駅改札口 5:45 
コース  相鉄線横浜駅 5:53 ー 8:16 高崎駅8:24 ー9:31 水上駅 9:47 ー 9:56 土合駅ホーム 10:00 ・・・徒歩・・・ 10:15 土合駅舎 10:23 ・・・ 10:55 土合口駅(746m) 11:00 ー<谷川岳ロープウェイ>ー 11:16 天神平駅(1,319m) ・・・ 12:24 天神峠(1,502m) 昼食〜12:45 ・・・ 天神山 ・・・ 13:30 高倉山(1,449m) 13:40 ・・・ 14:10 天神平駅 14:12 ー<谷川岳ロープウェイ>ー14:27 土合口駅 <休憩> 15:00 ・・・ 15:24 土合駅 15:34 ー 15:46 水上駅 15:53 ー 16:56 高崎駅 17:02 ー 18:46 相鉄線横浜駅 解散   
歩行時間  約3時間30分   私の万歩計:22,118歩(携帯電話の万歩計:17,813歩)
地図  谷川岳(昭文社) 
担当  リーダー:鈴木さん サブリーダー:筒井さん 
費用  4,430円(青春切符:2,370円 ロープウェイ代:2,060円) 
参加者  13名(男性 1名) 
 
 東海地方までは梅雨明けしましたが、関東甲信越の梅雨明けも間もないという時期の山行で、この日は夕方から雨になるかもしれないという天気予報でした
 
早朝の集合で、我が家に近い駅からの始発では集合時間に間に合わないので、近くに住む息子に前日連絡し、1つ先の駅まで車で送ってもらいましたが、約束の時間になかなか現れないので、大変気をもみました。
 おまけに、前日ゆとりを持って準備したはずなのに、スイカを登山用財布に入れるのを忘れ、久しぶりに目的地までの切符を買うはめになり、料金を調べる時間もなく、適当に小銭を入れて電車に飛び乗りました。発車するまでにわずか2分しかゆとりはありませんでした。
 横浜駅で駅員さんに不足分があるか尋ねましたら逆に多かったそうですが、とりあえず、無事集合場所に到着したので安堵しました。

  上越線の複線化の際に下りホームを地下70mの新清水トンネル内に設置したことから発生した、地上の駅舎(上りホーム)と下りホームの高低差が81mもあるという土合駅(日本一のモグラ駅)のホームに降り立ち、薄暗い地下トンネルの階段を規則正しく462段上り、143mの連絡通路を経て、さらに24段の階段を上って、やっと改札口に到達しました。10数分もかかりました。階段の中間付近にはベンチが置かれていましたが、一休みする人はいなかったように思います。

 土合駅からは国道291号に沿って歩き、およそ30分で谷川岳ベースプラザ・土合口駅に到着しました。ロープウェイに乘って15分で標高1319mの山腹にある天神平駅に着きました。
 ロープウェイからはガスがかかって周囲の景色はぼんやりとしか見えませんでしたが、時間が経つにつれ、徐々にガスが晴れていきました。
 
眺望の良い天神峠展望台(標高1502m)まで行くには、さらに天神峠ペアリフト 乗り継ぐこともできますが、私たちはC-1コースとはいえ登山サークルに所属していますので、リフトは使用せず、決して楽なコースとは言えない岩場もいくつか現れる急登のあるハイキングコースを登っていきました。
 時折振り向けば谷川岳もガスの中から勇壮な姿を現し、天神峠展望台直下で昼食後は、可憐な高山植物の数々を写真におさめながら、ゆったりとお花畑のコース巡りをしました。

 
豊富な花々に囲まれ、最後まで天候にも恵まれて、楽しい時間を持つことができました。

 

  9:56 土合駅下りホーム着 長い地下階段を上って改札口へ

  10:12 これで階段はおわりではありません。 
10:00  
土合駅ホームに降り立つと、辺りは薄暗く、少し歩くと目の前に長〜い階段があります。地上の駅舎に出るための階段です。 駅舎とホームの標高差70.7メートル、階段は338mで462段、改札口まで約10分もかかります。 かなりハードな階段ですが、勾配が一定で、5段上がると私の足幅で4歩水平に前進し、また5段上がると…という具合になっていて規則正しい歩行ができます。すべての段に数字も書かれていますので、何段のぼったかもわかり、思ったほど疲れず、一気にのぼることができました。
         
 
 左の平坦な場所から更に24段のぼって改札口に到着です!

 
  10:16 やっと駅舎に着きました。

 
    
 土合駅の正面入口に掲げられた看板
「ようこそ日本一のモグラえき 土合へ」
 
  10:33  上越線の踏切を渡りました。
 
10:34  国道291号(群馬県前橋市〜新潟県柏崎市)
 
  10:39 土合橋の下を流れる湯桧川と滝
 
この看板がありましたが・・・帰りに見たのは!
 
   木村さんのメモにもある絶滅危惧種「ユビソヤナギ」の説明文

   10:40  
 
10:44 土合霊園地
 「山の鎮の像」と「谷川岳のドクトル碑」
 
  10:51  谷を流れる水の音と木々の緑に癒されます。
 
   10:51
 
 
10:53 前方に谷川岳ベースプラザが見えてきました。 
 
   10:55 谷川岳ベースプラザに到着。
 
11:00 土合口駅=ロープウェイ駅
 
 11:18 天神平駅
到着ロープウェイ駅

 
天神峠ペアリフトに乘らず歩きます。
 
   「谷川岳ロープウェイ」のパンフレットより    天神平駅からは矢印のように行動しました。
 
 11:24 ここで集合写真、今日の日付が入っています。
 
11:52  天神平から600mの地点
 
     ショウマの群生
 
     ノギランの群生
 
 11:52  天神平から600mの地点
 
11:59  最初の岩場
 
   12:00〜12:06 休憩タイム
 
前方に天神峠のリフト乗り場が見えます。
 
           キオンの群生
 
            ヨツバヒヨドリの群生
 
  12:13  ぬかるみもありました。時々振返ってガスの中から現れる谷川岳の姿を捉えようとしました。
 
  12:14  「谷川岳が見えてきたわよ!」という声に、その地点までのぼろうと急ぎました。
 
         天神峠展望台手前の急登の途中で振りかえると、谷川岳が姿を現し始めていました。
                肩ノ小屋・トマの耳・オキの耳も霧の中から現れてきました。
 
    12:19  またまた岩場が出現!
 
 「もう一息よ!」という声に励まされて
 
12:20  天神峠ベアリフト展望台
 
 
12:24〜45 展望台手前の岩場で昼食タイム
 
笠ケ岳・朝日岳も霧の中から出てきました。
   
標高1500mの地点
 
        冬や午前中の早い時間に晴れている時にはこのような雄大な景色が見られrます。
 
12:55 天満宮前を通過しました。
 
 
 
 
          12:57 弁財天前を通過しました。
 
ヤマハハコの群生
 
ツリガネニンジン  釣鐘状の花形と朝鮮人参に似た根と葉の様子から花名が付けられた。
雌しべと、5本の雄シベは花冠の外に飛び出している。 円錐花序の花は茎の上段に輪生して付き、
下から順に花を咲かせる。 葉は長楕円形をしており、茎から3〜5枚を放射状に出します。

 
エゾアジサイ  
 
13:11 天神平駅まで0.5km
 
13:13  天神平駅が見えてきました。
 
 
 
13:15  「これからゆっくり30分かけてのぼります!」
 
高倉山山頂を目指して!
 
 
13:35 高倉山山頂到着
 
「荷物を軽くしましょう!」とお菓子を配布
 
水上の街でしょうか?
 

13:52  高倉山(1,449m)を少し下ったところから天神平駅(1,319m)を見下ろす。シモツケソウが満開でした。 
 
イブキボウフウ 虫眼鏡で交互に覗き込んで感嘆の声!
 
14:07 天神平駅が近付いてきました。

ヤナギランの群落 
   
   
14:12 天神平駅からロープウェイで下ります。
   
14:30〜15:00 土合口駅で休憩
 
15:15 ロッククライミングをしていました。

15:24 土合駅に到着。予定では土合口駅からバスで水上駅に行く予定でしたが、
時間がたっぷり残りましたので、土合駅まで歩きました。

雨にもあわず快適な山行でした。
  

  
 






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