コース: 綾瀬市内(6:00発)―海老名PA― 高尾山IC― 越後川口IC(10:30)― 弥彦山山頂駐車場(12:43) |
― 弥彦山神社奥宮(13:15)― 弥彦山神社(16:00)― 三条燕IC― 六日町IC― 六日町温泉 「ほてる木の芽坂」 |
参加者: 17名(男性:4名) |
台風5号+低気圧発生のため大雨になるという予報の中、小雨の綾瀬市を出て、一路バスで新潟へ。途中立ち寄った海老名PAの和風のトイレのすばらしさに感嘆しました。
川端康成「雪国」で名高い長〜い清水トンネルを抜けると、本当に雪山が目の前に現れ、稜線の残雪は異国の風情を感じさせました。
越後川口ICで休憩した時、盛んに携帯電話を使用していた運転手さんから、ブレーキの具合が悪いので代車を呼ぶと連絡があって、11:50分に代車に乗り換え、目的地に向かいました。
この間約1時間半は休憩所から越後国魚沼地方に見える名峰を案内板に沿って眺めたり、車中で早めの昼食を済ませたり、談笑したりして過ごしました。
車窓からの風景は、道路も広々として、街並みもゆったりとし、とことなく洗練されている風に見えました。
燕市の街灯もすっきりとした燕の形をしていて細かいところにも気を遣っているのが伺えます。
ポイント、ポイントの道路わきに、弥彦山について「東京スカイツリーと同じ高さの天空の景色を楽しんでください」と書かれた看板が目に付きました。
12:00に雨がやみ、間もなく車中から、道路をまたいで立ちはだかる弥彦神社の大鳥居が見えてきました。
リーダーが日本一大きい鳥居だと紹介していました。
これは昭和57年に上越新幹線開通を記念して建てられたもので、高さ330m、社号額の大きさは畳12枚分だそうです。
春先の新緑の瑞々しさの中を、弥彦山スカイラインを通って弥彦山山頂駐車場へ。
弥彦山頂公園からは、日本海の彼方に佐渡島を、東には越後平野が一望できました。
「弥彦神社奥宮 約700m」と書かれた立札をその方向に移動するとすぐに、満開の「やひこざくら」が目に飛び込んできました。
「彌彦神社御神廟奥宮」への看板前を通過し、間もなく奥宮の御神廟の額の掛かる鳥居に到着。
弥彦山山頂の石碑を過ぎて素朴な奥宮へと歩みを進め、登山の安全と健康を祈願しました。
ここが東京スカイツリーと同じ634mの地点です。
奥宮には御祭神「天香具山命」と妃神が祀られています。
弥彦神社は弥彦山の麓にあり、鬱蒼とした樹木に囲まれた厳かな神社です。
正式な名前は「いやひこ神社」だそうですが、万葉集の古くから人々には「おやひこさま」と呼ばれ親しまれてきたそうです。
御社殿は明治45年に大火にあい、再建されたのは大正5年でした。
弥彦山ではたくさんの春の山野草に出あいました。(植物学者Kさんのメモをご覧ください。)
神社を出て、10分ほど歩いたのち、ブレーキの修理が終わったバスが迎えに来て、今夜の宿「湯の里六日町 ほてる木の芽坂」に向かいました。
「やひこざくら」・・・立て看板より
「山桜の変種で全国的にも貴重な一株で、樹齢は200年以上と推定される。
幹回り約2メートル60、高さ約18m。
弥彦山の桜樹でも最も大きな木である。
開花は4月下旬から5月初旬、昭和54年、弥彦山の天然記念物に指定された。
「ほてる 木の芽坂」の夕食:お品書きより
こごめのごま和え ホタルイカの酢味噌 お造り もち豚ステーキ ぜんまいと車麩の煮物 特選茶碗蒸し
赤魚と舞茸の焼きシチュー 釜炊き南魚沼産こしひかり けんちん汁 デザート |
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