2014年登山 4/24南高尾山稜 4/30弥彦山 5/1坂戸山  2012年〜2015年 
  2014年5月1日(木) 山綾会1泊山行(弥彦山〜坂戸山)に参加 2日目:坂戸山(634m) 「カタクリ群生地」 
         
  コース: 六日町温泉宿(8:10発)―バス―坂戸山登山口―(薬師尾根コース) ― 坂戸山山頂― 小城― 大城―  
      坂戸山山頂― (城坂コース)― 桃の木平 ― 坂戸山駐車場―バス― 六日町IC― 高尾山IC―     
      海老名市― 綾瀬市   
    
 
起床してテレビで天気予報を見る。午前中は晴れ、昼頃から雨の予報。
快晴の中、宿周辺を散策し、戻ってフロント内部を改めて見学しました。
2009年のNHK大河ドラマ「天地人」関係の展示品や、近辺の祭り用の装飾の綺麗な子供用山車もあり、上階には「天地人」関係の写真も多数展示されていました。
カウンターで、スタッフの男性の見事な切り絵(懐かしい子供時代の遊びや行事)を拝見しました。
昨年に引き続き、5月に行われる農協での催しの際に展示するということでした。
六日町の「天地人」の撮影は2度行われ、その後2年ほどは町も見学客で賑わっていたそうです。

7:15分に朝食、バスで8:10分にスタートし、坂戸山登山口で下車、案内板を見ながらのコースの説明があり、準備体操後の8:30分に登山開始、駐車場から右手のコースから登り、鳥居脇を抜けて薬師尾根を登っていきました。
トキワソウ、ミツバツツジ、イワカガミ、タムシバなどを写真に収めながら、頂上へと歩みを進めていきます。
下山してきた地元の方のお話によりますと、以前はこのコース上にもカタクリの分布は見られたのだけれども、心無い人に荒らされてほとんど見られなくなってしまったのだそうです。
カタクリは人の手で育てるのはとても難しい類のようでした。

10:00頃到達した坂戸山山頂には小学生の1団がくつろいでいました。
ここは坂戸城の本丸跡で国指定史跡「坂戸城跡」の看板が立っていました。
眼下に魚沼産コシヒカリを生産する田んぼと、背景に八海山はじめ、残雪の越後の山々が連なっています。
坂戸山山頂も、昨日の弥彦山同様、東京スカイツリーと同じ634mの高度に位置するのだそうです。
六日町エリアにはカタクリの群生地を有する名所がいくつかあるので、今回のリーダーさんは2012年5月に電波塔・観光施設として開業した「東京スカイツリー」に因んで、2山を選んだのかもしれません。

富士権現堂に参拝し、雨が心配されるので休憩もそこそこに、「小城・大城」に向かいました。
白いタムシバの咲く山道を下りて行って、20分ほどで大城の小さなピークに達し、イワウチワとカタクリの群生を楽しみ、残雪の山並みをカメラに収め、再び坂戸山山頂へと戻りました。

城坂コースを下ると、ここはカタクリロードで、あちこちにカタクリが咲いています。
頂上直下の平坦地には、そこだけ残っていた雪の中に「桃の木平」の道標の下部が埋まっていましたが、周囲一面はカタクリの花で満ちていて、すばらしい光景です。
眼下に六日町の市街を眺め、桜の木を背景に参加者全員の記念写真を撮影しました。
そして急峻な下山路を、降り出してきた小雨の中を慎重に下りていきました。

12:30分にバス停に到着、バスに乗り込むと大雨になり、昨夜の宿「ほてる 木の芽坂」に車中から電話をして、朝に用意していただいたおにぎり弁当を宿のフロント脇の部屋でいただくことになりました。
それから入浴し、しばし休憩を取り、14:45分にチャーターバスで家路に向かいました。

 
 
     

     
     
     
  KIさんのメモより 本日出合った花 
 
  スミレ:     ナガハシスミレ      
  樹木の花:   イワナシ  キブシ  タムシバ  ユキグニミツバツツジ  
 
  草花  アズマイチゲ イカリソウ イワウチワ シロバナエンレイソウ センボンヤリ チゴユリ ツクバネソウ トキワイカリ   
    ナツトウダイ ナルコユリ ニシキゴロモ ミチノクエンゴサク    
       

    この順序でご覧ください。画像をクリックすると拡大します。

朝食をしっかり
とって

青(薬師尾根)
コースから赤
(城坂)コースへ

準備体操後
イザ出発!

木立の向こうに
六日町の街並み

鳥居脇を通って

小学生も元気に登ってきます

ユキグニミツバツツジと魚沼産コシヒカリの
田んぼ

坂戸山頂上
到着

小学生もくつろいでいました

史跡坂戸城跡の歴史を知らせる
看板

富士権現堂

上越国境の山々と魚沼盆地

大城のピークと
カタクリの群生

山桜と残雪の
上越の山々

小城付近から見るタムシバと
坂戸山と富士
権現堂

桃の木平と山桜

残雪に埋もれた桃の木平の道標

桃の木平で
会の記念写真
撮影・カタクリの
大群落

眼下に六日町
の市街

山桜と登山道

大きな雪渓

麓の桜並木

上杉景勝と直江兼続生誕の地跡

史跡 
坂戸城跡
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