2014年登山 4/24南高尾山稜 4/30弥彦山 5/1坂戸山  2012年〜2015年
  2014年4月24日(木) 山綾会山行に参加 南高尾山稜 「高尾山の南に延びる山稜の縦走コース」
集合時間と場所:  京王線高尾山口駅改札口 10:00 − バスで同駅前発 10:14 ー 大垂水峠着 10:40     
コース: 大垂水峠(10:57発) ― 大洞山(536m 11:32) ― コンピラ山(514.7m   11:40-12:20昼食) ― 中沢峠( 12:50) ― 
      西山峠(474.9m 13:34) ― 山下方面 ― 梅ノ木平 ― 高尾山口駅(15:30) 
参加者: 16名 

    


私にとっては半年間の職場復帰期間があって、およそ7〜8か月ぶりの山行となりました。
さらに、2月上旬の大雪で雪かきをして左膝を痛め、外科通いをするはめになりました。
痛み止めの内服薬や張り薬の他に、加齢により減少したヒアルロン酸を膝への注射で直接補い、痛みや炎症を抑えるはずが思うようには効きませんでした。
その後友人に紹介されたマッサージ師の処置を受け、プールにも通って水中歩行をする日々があって、いつの間にか痛みは去り、また登山を始めようかという気持ちにはなりましたが、体力不足は明らかで、実施に踏み切るのはかなり勇気がいりました。

バスと電車を乗り継いでいくので、集合に遅れないよう、かなり早めに家を出ましたが、何と高尾山口駅には山綾会の植物学者のKIさんがすでに到着していました。
次々と到着する電車から、先生に引率された高尾山や南高尾山稜を目指す小学生(5年生が多い)の団体がホームに降り、人数確認後出口へと去っていきます。
何度も登山でこの駅を利用している仲間は、ゆったりとした風情で集合時間ぎりぎりに到着。
私が登山を休んでいる間にかなりの新人さんが入ってきていて、まずは簡単な自己紹介からスタートしました。

高尾山にハイキングに行く人で混雑している高尾山口から、1日2本しかないバスに乗って大垂水
(おおだるみ)峠に到着。
いつもの準備体操後出発。

新緑に覆われた森林のあちこちに、可憐なタツナミソウ、イチリンソウ、イカリソウ、さまざまなスミレ、鮮やかな色彩のヤマブキ、あるいは群生して咲く可愛らしいニリンソウなどが現われて、アップダウンの多い縦走コースで疲れの出てくる私たちを楽しませ、励ましてくれました。
先頭を歩くリーダーさんは草花や木に咲く花に詳しく、先頭近くを歩くKIさんも本格的に勉強をしていらっしゃるので、花と出合うたびに名前と特徴を解説してくれます。
写真を撮る時間もたっぷり与えられるので、下山してからも楽しみが続きます。

コンピラ山で昼食。
昨年作られたそうですが、細い倒木を利用したリュック掛けやテーブル、木の株のイスがあり、休憩には心地よい場所でした。
西山峠から「山下」へ向かうと間もなく、春山を代表する真っ白な「ニリンソウ」の大群落に出合いました。
見晴台・梅ノ木平を経て高尾山口駅に向かう途中で、個人所有の山林に自生するカタクリを見に農家を訪れましたが、すでに時期が過ぎて、ここもニリンソウが山林を支配していました。
KIさんのお話によりますと本日見た花は40種類を超えるそうです。


関東ふれあいの道「湖のみち」・・・立て看板より
梅ノ木平からゆるい起伏のある都県境の尾根道を歩き、大垂水峠及び城山を通り高尾山口までのこの道は、首都圏自然歩道”湖の道”に指定されています。
全行程16.2kmの間には、木々の間から津久井湖や相模湖を見下ろし、富士山の美しい景色も望めます。
城山からは、”鳥の道”及び東海自然歩道と合流し、高尾山へと進みます。


 
 KIさんのメモより 本日出合った花   

スミレ: タチツボスミレ タカオスミレ アカネスミレ エイザンスミレ マルバスミレ ニオイタチツボスミレ ナガバノスミレサイシン ツボスミレ  
樹木の花: ヤマブキ クロモジ ウグイスカグラ ニワトコ ミツバツツジ ヤマツツジ ヤマザクラ モミジイチゴ キブシ クサイチゴ ハナイカダ 
   アオキ アブラチャン 
草花   チゴユリ ホウチャクソウ ウラシマソウ ムラサキケマン ミミガタテンナンショウ カントウマムシグサ ミヤマキケマン 
  ニリンソウ ミツバツチグリ ホタルカズラ タツナミソウ ジロボウエンゴサク ヤマグキソウ サルトリイバラ ネコノメソウ   
  ヨゴレネコノメソウ クサボケ ヒトリシズカ イカリソウ ヤマルリソウ ミツバアケビ ジャニンジン セントウソウ ナツトウダイ 
  ヤマエンゴサク ヤマシャクヤク(つぼみ) シャガ センボンヤリ イチリンソウ エンレイソウ(花は終り)
   
   

 
   
   
   
   
   
   
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