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平成29年3月14日(火) アンサンブル・Pina 第16回 試演会
開演:13:00 終演:16:00予定 場所:やまと芸術文化ホール サブホール 指導: 松木 敏治(テノール・リリコ) ピアノ伴奏: 奈良 啓子
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「ヴォイストレーニング(発声)講座」でベルカント発声を学んでいる我がコーラス仲間の一人が、舞台で日頃の練習の成果をソロで発表する日がやってきました。昨年もこの時期にお誘いをいただき、綾瀬シティコーラスの仲間3人で素敵な舞台を堪能しました。➡≪昨年度の記事≫ 今年はどのようなプログラムになるのかとても楽しみにしていました。
会場は大和駅から徒歩3分という便利なところにある、2016年11月3日にオープンしたばかりの「大和市文化創造拠点シリウス」1Fの入口正面にあるサブホールでした。客席は272席だそうですが、ほぼ埋まっていたような感じでした。
<会場には早々と到着し、許可を得て受付と舞台・客席のみ撮影させていただきました>
プログラムは前年同様マイクなしで、1曲はペアで、1曲はソロで歌う形式で、三部構成になっていて、各部は14曲で成り立っていました。
1番多くの方が取り組んだ曲は ミュージカル「ウエスト・サイド物語」の中の「Tonight」で 5組の生徒さんが発表していました。次がヴェルディのオペラ「椿姫」より「乾杯の歌」と、フランクの「天使のパン」でそれぞれ3組の方々が歌いました。ソロではプッチーニのオペラ「トスカ」より「歌に生き恋に生き」、同じく「蝶々夫人」より「ある晴れた日に」、ヘンデルのオペラ「セルセ」より「ラルゴ」をそれぞれ3名の方が選んで歌われていました。
松木敏治先生が曲の紹介に加えて、生徒さんの経験年数や楽しいエピソードを交えながら司会をなさっていかれました。皆さんが歌われる曲は、先生が指定なさったのではなく、生徒さんがチャレンジしたい曲だったようです。最もカルメンらしからぬ人が「ハバネラ(恋は野の鳥)」を頑張って歌った…などとおっしゃっていましたから。きっと性格の地味な方が情熱的な歌に挑まれたのを称えられたのでしょう。
曲を覚え、歌詞も原語で楽譜なしで歌えるところまで練習し、(コーラスとは異なり)ミュージカルやオペラですから、感情を込めてある程度の声量で表現しなければならず、発表は大変な努力の賜物であることは容易に想像できます。
また一方で、日常とかけ離れたお洒落な衣装に身を包み、紳士・淑女が手を携えて登場するなど、ドキドキ感はありながらも、年に一度の晴れ舞台を十分に楽しんでおられる様子も垣間見えて、私たちも自然に笑顔になって 応援しているのを感じました。 |
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我が綾瀬シティコーラスのメンバーは、1部ではヘンデルのラルゴ「オンブラマイフ(愛しい木陰)」を朗々と歌い上げ、2部では「天使のパン」をペアで歌いました。パートナーは1部で歌われた時、かなり歌い慣れているかただなと思われた男性で、素敵なハーモニーを聴かせてくれました。ベルカント発声法とは何なのかわかりませんが、彼女の発声が伸びやかなのは感じることができました。
試演会参加者全員によるアンコール曲は2曲ありました。客席からもかなりのかたが原語で、1曲目は遠慮がちに、2曲目の「オンブラマイフ」の時はしっかりと声に出して、舞台の歌い手さんたちと一緒に歌っていました。そのことにも
とても感動しました。
今回の試演会では、FM大和の取材も入るそうです。日時については決まりましたら後日知らせていただこうと思います。
ラジオの放送も楽しみにしているところです。
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[「第1回 神奈川県央で通唱会」に参加 日時:2017年1月28日(土)
場所・時間:アミューあつぎ 7F amyuスタジオ 13:00~17:00 参加費:350円
曲目: モーツアルト レクイエム K.626 ジュースマイヤー版全曲
レヴィン版「Lacrimosa」「Amen」 アンコール曲「Ave verum corpus K.616」
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「ヘンデル メサイア」でお世話になった「鎌倉メサイア シングアロング」や「シングイン メサイア トウキョウ」とは全く異なり、「ソロを含めた合唱曲をみんなで歌いましょう」という会で、ソロ曲は(恐れ多くも…私の事前の感想です!)ソプラノソロをバスの方が歌ったり、逆にバリトンソロをソプラノの方が歌うのもアリ、歌いたい部分だけ歌うのもアリ、合唱部分を複数のパートをまたいで歌うのもアリ、楽器や指揮の参加も歓迎、演奏会ではなく、一発勝負で歌を歌う…という会でしたから、一体どういう展開になるのだろうと興味津々で出掛けました。
結果はとても楽しくて、チャレンジングで、参加者20名という少人数にしては声もしっかり出ていて充実した時間になりました。
家事都合があり、「千の庭 本厚木店」での打ち上げには出られませんでしたが、来年度もぜひやってくださいと「神奈川県央で通唱会」事務局のお若い藤井みゆきさんにお願いしてきました。(追記:来年は6月頃開催できればと考えていらっしゃいます。)
「アミューあつぎ amyuスタジオ」は練習には安くて良い環境ですが、人気が高く予約が取りにくいそうです。厚木市内の団体が優先されますので、市外の方は言うにおよばず、厚木市民でも個人利用では部屋の確保は難しいようです。
指揮とピアノ演奏は、昨年6月26日のシングイン メサイア トウキョウの自主演奏の時にお世話になった佐藤ご夫妻でした。楽器はスタジオのピアノの他に、以下の楽器が持ち込まれました。
ティンパニー・シンセサイザー(ファゴットの代わり)・鍵盤ハーモニカ(バセットホルンの代わり)・クラリネット(バセットホルンの代わり)・ホルン(アルトトロンボーンの代わり)・チェロ・ビオラ
2挺
もちろん、楽器演奏と歌の兼任をなさる方もいらっしゃいましたし、アルトとソプラノを歌ごとに分けて歌う方もいらっしゃいました。
簡単な自己紹介後、13:30から第1回目ジュースマイヤー版全曲のリハーサルを行い、休憩後30分間レヴィン版の「Lacrimosa」と「Amen」のおさらいをしました。
レヴィン版の「Lacrimosa」は最初はジュースマイヤー版と同じですが、途中から少しずつ変化し、アルトは24小節目から最後にかけてかなり変化して 「Amen」に続いていきます。家でしっかり覚えたつもりですが、まだまだ不十分でした。
「Amen」のおさらいの時「レヴィン版で練習したことのある人?」という問いがありました。私が把握した範囲では2~3名しか手があがらなかったようです。従って各パートをピアノ演奏で丁寧に取り上げてくださって学習していきました。
「Amen」は時間のある限り自宅で練習していったのですが、アルトのスタートのメロディーの繰り返し以外はまったくものにできませんでした。今回何とかテンポにはついていけるようになりましたので、次回チャンスがあれば、歌らしい形にはなるかと思います。
休憩後は本番で、予定の途中休憩はなしにして、ジュースマイヤー版全曲を歌いあげました。ジュースマイヤー版の「Lacrimosa」のあと、レヴィン版の「Lacrimosa」と「Amen」を歌い、次につなげました。
アンコールの「Ave verum corpus」の時、何と!弦楽器演奏者が6名くらいになりました! 楽器も歌もお出来になる方がたくさんいらっしゃるのですね。
一昨年レーベンフロイデ合唱団に参加してモツレクを学んだ時、毎週1回3時間の厳しい練習があって、毎回2曲のペースで練習課題が出ていました。初めにザーッと2曲を歌い、その後細部を繰り返し練習して1曲、あるいは2曲を仕上げていきました。前半はそういうペースで練習を重ねていきましたので、練習後半期に入るとほぼ全曲が終了していて、常に3曲くらいは繰り返し歌っていましたので、今でも細かいところまで記憶が鮮明に残っています。
曲全体もそれほど長時間にわたりませんので、CDやYouTubeでいろいろなプロの合唱団の演奏をたくさん聴いてきました。ですから自然に4パートのソロの部分も、混声にならない限り歌えるようになっています。
「Tuba mirum」は最初に出てくるソロで、バスのソロがステキなのでメロディーも歌詞も頭に入ってしまいました。バスとテノールソロのパートを口ずさみ、アルトソロは声に出して歌ってみました。
「Recordare」はアルトのソロで始まり、とても落ち着いたきれいな曲で大好きです。時々家で歌っていましたのでチャレンジしました。
「Domine Jesu」のアルトソロは、目下綾瀬シティコーラスで練習中です。楽しく歌えました。
「Benedictus」もアルトソロで始まり、とても印象的な曲です。細かいところまで覚えているわけではありませんが、できるところは頑張って歌ってみました。
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通唱会とはクラシック音楽界の「歌声喫茶」のようなものかなと思いました。歌も楽器もいろいろなレベルの方が集まって、それぞれのレベルで合奏・合唱をトライし楽しむという感じですね。私のお隣のお若い女性は、3回モツレクの発表会をしたとおっしゃっていました。楽譜はお持ちでしたが、ほぼ暗譜していらして、楽譜に目を通すことはありませんでした。
演奏会には厳しい練習はもちろん必要ですが、年に1度くらいは様々なことにチャレンジできる今回のような通唱会に参加し、楽しく歌い、歓談し、交流を深めるのも健康的で素敵だなと思いました。 |
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「第1回 神奈川県央で通唱会 ~モーツアルト レクイエム K.626~」
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2014年の「えびなベートーヴェンコンサート」から各種演奏会で交流が続いているお若い女性:藤井さんが主催する初めての通唱会です。参加するのを楽しみにしています。 興味のある方は上記のリンク先をご覧ください。
日時:2017年1月28日(土) 13:00~16:45 場所:アミューあつぎ7F amyuスタジオ 参加費:500円程度
[追記] 1/18 に以下のお知らせが届きました。
28日の通唱会では、ジュースマイヤー版全曲の他に レヴィン版のラクリモサとアーメンを歌います。レヴィン版の楽譜をお持ちの方は、当日ご持参ください。お持ちでない方は、当日コピーを用意することにしておりましたが、コピーをPDFにしたものを下記URLにアップロードしました。 ・・・以下省略・・・
早速YouTubeでレヴィン版の「ラクリモーサ」と「アーメン」を聴いてみました。ジュースマイヤー版の「ラクリモーサ」とはかなり印象が異なり、次に続く「アーメン
フーガ」も短いけれども雰囲気のあるメロディーだと思いました。あと1週間くらいで頑張れるかしら。「アーメン フーガ」は皆さんのコーラスを拝聴することになりそうです。 |
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12月11日(日) [「ヴィラ城山」訪問コンサートに参加 |
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2013年11月17日、2015年11月28日の城山ヴィラ慰問コンサートに続き、3回目の訪問演奏となりました。
綾瀬シティコーラス団員21名は、晴れ渡った小春日和の中、1時にクリスマスのデコレーションできれいに飾られたヴィラ城山に到着し、多目的部屋でもある食堂に移動し、土井先生指揮の下、若い山本さんのピアノ伴奏で、およそ40分間練習を行いました。
これまでは白いグランドピアノで演奏してきましたが、今年度はもう1台黒地のグランドピアノも設置されていて、今回は新しいピアノを使わせていただきました。私たちと皆様の距離も、今年度はとても近いので、ご一緒に歌う時間も楽しいものになるだろうと思われました。2:00のコンサート開始前の練習の時から、熱心に聴いてくださっている入居者さんもたくさんいらして、練習にも熱が入りました。
綾瀬シティコーラス設立当時団員であった女性も、今年もにこやかにお聴きくださって、励ましの拍手を送ってくださっていました。
知り合いの入居者さんたちと挨拶を交わす団員 待機中の男性団員達
ホールに集まっていらした入居者の皆さん。 白と黒のピアノが2台あって、今年は新しい黒のピアノで演奏しました。
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演奏会開始の滝澤さんの司会で挨拶に立つ藤代団長 |
ヴィラ城山理事長川邊渓子さんのご挨拶
川邊渓子さんは5月に
「瑞宝双光章」の叙勲を受けられたそうです |
第1部の最初の2曲は、指揮者土井先生の奥様のお母様と縁の深い方で、「道志会老人ホームの歌」を作詞・作曲された小山武勇さんの安息を願って歌ったものです。今年の6月に103歳でお亡くなりになりました。
「道志会」ホームページによりますと、小山武勇氏は水墨画の会「閑泉墨粋会」も主宰されていました。
5月11日から5日間、海老名市民ホールで6回目の展示会が開かれ、小山氏の作品をはじめ会員の方々の作品が展示され、会場は連日大勢の来観者で賑わっていたそうです。
「小山様は103歳を迎えられた今でも、月に一度、沢山の会員を相手に作品作りの指導に当たっておられます。」と書かれていました。6月にお亡くなりになりましたので、その直前まで、水墨画や音楽に大活躍だったのですね。
3曲目の「菩提樹」は、最初の年(2013年)に「花」「ここに幸あり」と3曲リクエストをいただき、土井先生が編曲したものです。その後、さまざまな演奏会で私たちの愛唱歌として歌い続けてきました。
5曲目の「アメイジング グレイス」ですが、土井先生の解説では、作曲者は不詳、作詞者は「ジョン・ニュートン」で、彼自身が黒人奴隷貿易に関わったことに対する悔恨と、それにも拘らず赦しを与えた神の愛に対する感謝が歌われているのだそうです。そのような深い意味を持った歌だったのですね。
6曲目のカッチーニの「アヴェ・マリア」についても諸説があるようですが、とても美しい曲であることは間違いありません。 とても癒される曲ですので、そのような歌い方に少しでも近づけたらと願いながら歌いました。
7曲目の「さやかに星はきらめき」も大変親しまれている曲ですね。
綾瀬シティコーラス団としては、2012年12月の慰問コンサートで歌ったことがあります。但し私は、入団して1年を経たかどうかという時でしたので、すでに愛唱歌として慣れ親しんでいる皆さんにアルトではついて行けず、ここだけソプラノで歌わせていただきました。それ以来ですので、短時間に12/8拍子のアルトのリズムに乗ることができず、YouTubeで探して、素敵なソリストを見つけ、何度も歌声を聞き、一緒に歌ってリズム感を身に付けました。 「宮下大器」という青年の素晴らしい歌声は、数日経た現在も耳に残り、忘れがたく、深く心に染み込んでいます。
第二部は、皆様もよくご存知のクリスマスソングと道志会老人ホームの歌ですので、どの曲も皆さんの元気な明るい歌声を聞きながら楽しく合唱しました。
フィナーレのヘンデルメサイアの「ハレルヤ」は、アンコールで再登場となり、力いっぱい歌って、皆様との再会を誓い合ってお別れとなりました。 |
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演奏会終了後、女性団員は控室で着替えをし、お茶とお菓子をいただきながら、土井先生から本日の演奏の感想をお聞きし、今後の予定などの確認をしました。
皆様に十分に楽しんでいただけるようにと、コーラスに集中した心地よい緊張感から解放されて、リラックスした雰囲気が漂っています。
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本日の演奏曲目
第1部 綾瀬シティコーラスによる演奏 |
1 |
「レクイエム」より・・・「Lacrimosa」 |
モーツアルト作曲 |
2 |
「アヴェ・ヴェルム・コルプス」 |
モーツアルト作曲 |
3 |
菩提樹・・・ 歌曲「冬の旅」より |
作曲: シューベルト 訳詞: 近藤朔風 編曲: 土井康臣 |
4 |
混声合唱曲「水のいのち」より 「雨」 |
作曲: 高田三郎 訳詞: 高野喜久雄 |
5 |
アメイジング グレイス |
編曲: Lee Turner 作詞: John Newton |
6 |
アヴェ・マリア |
作曲: カッチーニ |
7 |
さやかに星はきらめき |
讃美歌 |
第2部 みんなで歌いましょう |
1 |
赤鼻のトナカイ |
作詞・作曲: Johnny Marks 日本語訳: 新田宣夫 編曲: 今村 康 |
2 |
きよしこの夜 |
作曲: Franz Gruber |
3 |
道志会老人ホームの歌 |
作詞・作曲: 小山武勇 |
フィナーレ |
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「メサイア」より・・・「Hallelujah !」 |
ヘンデル作曲 |
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